SQUARE SCISSORS : 理容美容鋏製造・販売 関野鋏工業所




ダマスカス鋼でシザーを製作 (特注でカットシザー全種類、ダマスカス鋼仕様OK)

商品一覧

  

素材

幻想的な波模様に魅せられませんか?
ダマスカス鋼は、使用金属の特性差を利用して複雑な模様を見せる「嗜好品」的な要素を強く持った鋼材であると思います。

遥か昔

ダマスカス鋼は遥か昔、そのまた昔・・・現在の様な鋼材ができる以前に・・・
どのようにしたら折れない刃物が出来るのかとか、錆びない刃金を夢見て、複数の金属を重ね合わせて鍛接したり、錬金術の試行錯誤を繰り返し・・・あらゆる異素材を坩堝の中で混ぜ合わせたりと試みる事で、多分?偶然に出来上がった過去の文化なのです。

このため、鋼として求められる性能的には、ダマスカス鋼だからと云う優位性は殆ど期待出来る物では無いと言うことでした。

つまり切れ味はそんなに良くないし、刃持ちも良くない。
そして錆びる。手入れも大変。やたらと売っては居ない。あってもとても高くて買えない。
まして作るのは設備も、時間も、技術も大変。そんな金属なんですね。

それでもダマスカス鋼には魅力がある

それでもダマスカス鋼には魅力がある!

ナイフ雑誌の記事の中に、積層鋼をダマスカス鋼と書いたりしていますよね。
実はダマスカス鋼の種類は無限とも言える物です。
ダマスカス鋼のパターンも無限にありますが大きく分類すると。
「ツイストパターン」「ターキッシュパターン」「ラダーパターン」「ランダムパターン」「レインドロップパターン」「バタフライパターン」「モザイクパターン」「ケーブルパターン」「チェーンパターン」などが有りますが・・・
これらを組み合わせたものもあり本当に無限とも言えるのです。

また、刃物に向かない鋼材としての柔らかさも、時代と技術が解決してくれました。
通常カットシザーに求められる硬度も充分に満たしなおかつ錆びません。
つまり・・・ナイフに見られる装飾品では無く、実用に耐える美術品としてのハサミです。

きっかけ

きっかけは、お得意様のひとりでもあるハサミの研ぎ師からの制作依頼からでした。
書き出しにも有るように、実用向きでは無いとの認識でしたので、取り合いませんでした。

すると、その研ぎ師さんが刃材の仕入れ先と、数ある模様の画像を見せてくれました。
見事なまでの模様と刃材としての硬度を満たしたダマスカス鋼がそこに有りました。

通常なら硬度が硬くはないニッケル合金が、高炭素の添加によりカットシザーに必要な硬度を可能にしてくれたのです。
むしろ弾力の有るしなやかな切れ味を持って。

残念ながら販売価格は、鋼材そのものが破格の値段に成りますので量産は出来ません。
画像から興味を持って頂いた方に、その都度、制作された物をお届け致します。

また、少しずつ色々なダマスカス・パターンを使ってカット・シザーのデザインを作り画像として、皆様にご確認出来る様に順番にアップして参る所存です。

DSCF3006.JPGG 4ッ爪埋込みベアリングネジ仕様 ダマスカス模様(白)¥100,000~※特注品

DSCF3008.JPGTT・Q ダマスカス模様(白)¥100,000~※特注品

ds-201.jpg
“ダマスカス鋼”は別名“ウーツ鋼”ともいい、もともと古代インドで作られたものだった。しかし初めて作られたのがいつ頃なのか、はっきりしていない。インドの“デリーの柱”と呼ばれる巨大な鉄柱はダマスカス鋼で出来ているといわれている。それがつくられたのは紀元3~4世紀頃といわれているが、ダマスカス鋼そのものはもっと古くから作られていた筈である。

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このダマスカス鋼は、その表面に浮かぶ独特の模様と、錆びないということで有名だった。これはデリーの柱の科学的調査で明らかになったことなのだが、驚くべきことにそれは“鍛鉄”で出来ていたのであった!(合金鋼ではない)

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鉄でありながら錆びることがない・・・古代インドには“神秘の鋼”が存在したのだった。

刃模様.JPG
刃部模様(刃表裏)

TTQダマスカス.JPG
特注品(TT・Q)

ダマスカス模様サンプル.JPG
模様サンプル